うちの自宅デスクトップは、無理矢理ファームウェアを Mac Pro 2010 相当に書き換えた 2009 でして、今回トラブったので備忘録として書き込んでおく。とりあえず、私には原因が分からない(大汗)
MacOS Mojave 10.14.4 が出たので、さくっと Update したところ、2つの問題が発生。
1 スリープに入ったあと、強制再起動となる
エラーログには “pmLock waited too long” とあって、いろいろネットを彷徨ってみたけど、解決策になるような話題なし。
2 音楽再生時に、ブツブツと音が途切れてしまう
iTunesで再生したらブツブツと・・・。
これもネットを彷徨って設定ファイル捨てたり、キャッシュサイズを弄ってみたりしたけど、効果がなかった。だいたい、本体にダウンロードしていない楽曲や、クイックルックによる再生でも、ブツブツと途切れるのでiTunesのせいではないっぽい。
SMCリセットとかPRAMクリアとか、セーフモード立ち上げとか、マザーボードのボタン電池交換とか、一通りの考えられることはやってみたのですが症状は変わらずでした。
しかたない。10.14.3に戻すかぁ・・・と、Time Machine で戻そうとしたら、「てめぇのMacはMetalに対応していないので、戻せないんだよ!バーカバーカっ!」とか罵られる始末である。
これはマズい・・・。そんなわけで、バージョンを戻すとか後ろ向きではなく、前を向いてクリーンインストールする方法を!と、ネットを泳いでいると、次の記事を発見。
あ、そういえば、High Sierra 10.13.6にしてからインストールとかいうの、以前も聞いたような気がする・・・ということで、Mojave Patcher を使ってクリーンインストールしたのですが・・・
症状全くかわってないじゃないかーーー!手詰まり!
不具合をかかえたまま、10.14.5が出るのを待つのか・・・と、打ちひしがれかけたのですが、Mojave Patcharで作成したインストールディスクでもTime Machineからの復元が可能なので、これで制限回避できるのでは・・・と試したら、無事に10.14.3に戻すことができました。
そして、音楽再生のブチブチ音切れもなくなり、スリープしたら再起動しちゃうのもおさまりました。
ということで、原因は10.14.4でした。もう、うちのMac Pro 2009 は 10.14.3までしかアップデートできないのかもしれない。こいつでかなり遊ばせてもったけど、そろそろ中古2012を狙う必要がでてきたか(モジューラ構造の新型MacProとか、どう考えてもスタートが40万とか50万とかになりそうなので、そもそも買う気がしない・・・)
(追記)こちらに、解決編の記事をアップしました。
私のMacPro 2009もスリープ中に強制再起動、iTunes音楽再生がブチブチ音飛び、Quicklookでも激しく音飛び。全く同じ不具合現象に手を焼いて、Mojaveをクリーンインストールして真っさらの新規ユーザーでも改善せず。私もFWを書き換えてMojave14.4までアップデートしました。なるほど14.4に上げた頃から始まったことに納得です。
>>Tomo様
レアケースなのかな?と思っていたのですが、同じ症状の方がいたとは!
書き込みありがとうございました!
しかし、何か改善策はないのだろうか…(悩)
今日 Mojave 10.14.5 アップデートがリリースされて一縷の望みを掛けて試しました。結果はNG! Time Machineで10.14.3へ戻しました。Appleサポートコミュニティでもアドバイスを求めましたが何を試してもダメでした。意外と閲覧数が伸びて、同様のMacPro 2009ユーザは少なくないのでは? 海外のディスカッションでも覗いてみますか。
>>Tomo様
私も試してみましたが、結果は一緒でした・・・寝ている間に Timemachine でもとに戻しました(苦笑)
MacOS も次は WWDC 後のメジャーアップデートでしょうから、とりあえず Mojave については 10.14.3 で打ち止めですね…というか、新 Mac Pro が発表されたら MacPro 5,1 はハードウェア条件から外されそうな気もしますが(汗)
※追記
コメントに追記できてしまう管理者特権とは(笑)
気になることが一つだけ。それはNVIDIAのCUDAです。
High Sierra 時代から入れっぱなしになっていたのですが、ご存じの通り Mojave では非対応状態が続いています。
しかし今朝、なぜか最新版(418.163)にアップデートできてしまったのですよ・・・そうしたら、音楽や動画音声の再生が超劣悪に(ブツブツ途切れるどころではなかった)・・・ネットで消すべきファイルを調べて事なきを得ましたが、CUDAが悪さをしていた可能性があるので、今夜もう一度、10.14.5へのアップデートを試してみようと思います。
同じ症状の人がいた!
うちも、10.14.4にあげてから、同様の問題が発生して困っております。
長時間スリープさせると、いつの間にかpanicおこして再起動してます。
そして、記録されるエラーは決まって、”pmLock: waited too long”
“com.apple.driver.AppleIntelCPUPowerManagement”というkextがこけてるみたいなので、電源管理周りの仕様が変わったのでしょうか?
「ディスクの不正な取り出し」問題もそうですが、Appleは既存機種の深刻な問題を放置する傾向があるので、もしかしたら解決しないかもしれませんね。
そして・・・
どうしてCUDAが怪しいと思ったのか(苦笑)
結論からいうと状況は変わらずでした。
だいたい、クリーンインストールしてもだめだったものが・・・(大汗)
>>Earlgray様
貴重な情報ありがとうございます!
>Appleは既存機種の深刻な問題を放置する傾向
Mac Pro 2009 の場合は無理矢理 Mojave 対応させてるようなものなので、仕方が無いのかもしれませんね・・・
とりあえず、興味深いスレッドをMacRumorsで発見・・・うぅむ。
https://forums.macrumors.com/threads/strange-audio-issue-on-mp-4-1-5-1-mojave-10-14-4.2176792/
https://forums.macrumors.com/threads/mac-pro-5-1-kernal-panic-since-10-14-4-update.2176692/
そして、巷で話題の ZombieLoad/MDS は、Mac Pro 2009 が Nehalem マイクロアーキテクチャだったおかげで、10.14.5にアップデートできなくてもへーきへーきという・・・?
MacRumors の情報ありがとうございます。
まさに “stuttering audio” です。私の MacPro 2009 は MB535J/A で CPUはオリジナルのX5550 x2です。でもCPU Bを抜く実験は荷が重い。CPU依存が濃厚として、サポート対象外ではAppleに改善要望できませんね。一時はHigh Sierraまで戻ろうか? と思いました。幸いZombieLoadは対象外なのでもう暫く10.14.3で様子見します。
別件ですが、内蔵Bluetoothモジュールが故障してUSBドングル(BROADCOMチップを採用)に切り替えました。High Sierraならシステム改変してAirDropが使えそう。iPadとファイル受け渡しに重宝します。最後のOSはMojaveとHigh Sierra どっちにしようかな?
>>Tomo様
MacRumors のスレッドを(読めない英語を必死に)読んでいると、CPU と BootROM の組み合わせに起因しているのかな?という議論が進行しているようで?
うちの 2009 は Xeon E5520 2.26 Ghz × 2 に BootROM 138.0.0.0.0 の組み合わせです。
今夜あたり、BootROM の更新とか挑戦してみようかと思っていたりします・・・
>AirDrop
ご存知とは思いますが、USB タイプのBluetoothでチャレンジする場合は、Hardware IO Tools を利用する方法とか、Continuity-Activation-Tool を利用するとか、kextファイルを改変するとか色々方法があるようですが、動作させるまでには一苦労ありそうな気がします。
私の場合は、Bluetooth 4.0/BT LE 対応の内蔵カードを取り寄せて使っています。
Mojave の フルインストーラーを使って、BootROM を 138.0.0.0.0 から 144.0.0.0.0 に書き換えて、そのままフルインストーラーを使って 10.14.5 に再度アップデートしてみました。
結果は、スリープさせると再起動するという症状からは解き放たれましたが、音が途切れる症状は結局、改善しませんでした。なので、バージョンは10.14.3に戻すことに・・・。
ということで、新 OS 発表後に出るであろう、10.14.6 に期待をつなぐことにします・・・。